高血圧に悩まないで!

生活習慣に根ざす高血圧治療の長期戦に役立つ合剤

病気には様々なものがあり、寝ていれば治るものもあれば、薬を飲めば治るものもあります。そういった病気は一時的なものですが、生活習慣が原因となる病気の場合には生活習慣の改善が達成されることによって徐々に治るものであり、病気との戦いに長期戦が強いられるものです。生活習慣病の一つである高血圧は長期戦の様相を呈しやすい病気です。塩分の多い食事や運動不足、タバコやお酒などの様々な生活習慣が複合的にはたらいて高血圧となっているのが一般的であり、人によってその進行度合いも様々です。高血圧の治療には降圧剤が用いられますが、これは基本的には対症療法であり、高くなってしまっている血圧を一時的に下げる役割を果たします。しかし、患者によっては効きが悪い場合も多く、いくつかの降圧剤を併用することになるのも珍しいことではありません。複数の薬を飲むというのは飲み間違いをしたり、飲み忘れをしたりしてしまう原因となりやすいため、それが原因で血圧管理がうまくいかないこともあります。そういった問題の解決のために合剤も開発されて使用されています。よく用いられる組み合わせの降圧剤を一剤にしてしまったのが合剤であり、飲む必要がある薬の数を減らして飲み間違いや飲み忘れのリスクを低減しています。作用時間の長さなどから合剤にしにくい組み合わせもあるものの、製剤に工夫を凝らすことによって実現されてきているものもあり、現場で使いやすいものが増えてきているのが現状です。長期にわたって飲まなければならないものだからこそ、あまり深く考えずに飲むことができるようにするということが大切であり、合剤を作ることがそういった点で貢献してきています。